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初めて知った精神科の内情

  • 2007/08/14 23:19
  • 4,739アクセス
  • 62コメント

主人が精神科に入院しました。

入院してすぐ、外泊の許可が出され主人が

帰宅しましたが、自宅で物を投げたり蹴ったりと大暴れして

散々な状態での外泊でした。

次の外泊のときは、「足が痛い。歩くのも辛い」と

しきりに私に訴えてきました。

全身状態の観察と症状の経過を聴取すると、

問題山積していたまま、外泊の許可が出されていました。

(症状)

1、両足背と手背に圧痕が残り、

下腿から大腿にかけて、パンパンに張った

状態で歩行困難で疼痛を伴うほどの浮腫。

2、安静時の血圧が150から160が続き、

一分間の脈拍が120回と頻脈で動悸がある。

3、残便感はなく、ガスもあるが著明な腹部膨満があり

本人も「おなかが張って苦しい」と訴える。

4、間食はしていないが、体重が一ヶ月10?増加している。

5、尿意はあるのに尿が出にくい。一回の尿量が少ない。

6、時々、乾いた咳をしている。

症状発覚が一時外泊の休日であったため、主治医はおらず、

看護師に当直医への診察をお願いしましたが、

なかなか当直医に繋いでもらえませんでした。

それでも、精神科の看護師に医師の診察を何度もお願いし、

当直医の診察を受けられることになりましたが、

面倒そうにだるそうに歩いてきました。

当直医は、主人の足を触るなり「これはよくあること」

「これくらいならたいしたことないわね」

と全身の所見も検査データーも取らずいたので、

私が「この浮腫と血圧、脈拍を診れば腎機能低下や

心機能低下を疑い、準じた処置を取る必要があると

思うのですが」「主人はこれほど症状があって、

とても辛そうなんです」と必死に訴えてみたものの、

当直医は退室し去っていきました。

私は循環器内科と腎臓内科にいたので、主人の既往の

高脂血症と上記の症状から、重篤化することが考えられたので

怖くて放置出来ないと思いました。

しかし、精神科では体重測定も月1回、

血圧も測定していない、患者の全身状態も薬の副作用も

観察せず、把握していない。

なぜ、一時外泊で看ただけの私が気づいて、何人もの医師や

看護師が関わっていたのに、観察は怠り患者の訴えは無視し、

ここまで放置され悪化していくことになったのか。

同業者からみても、あまりに酷すぎて悔しく悲しいです。

私も結婚、転居、出産、育児、身近な自殺、

主人の過重労働及び鬱病、主人の自殺未遂と行動監視。

癇癪もちの乳児の育児。

やっと、主人が精神科に入院したというのに、

なぜ、安心して入院させることが出来ないのでしょう。

私も疲れました。私の方がどうにかなりそうです。

多くを望みませんが、精神科の医師や看護師の方々は、

患者の訴えや家族の訴えを傾聴し

「同じことを繰り返し言ってる」「たいしたことない」

などと軽視しないで欲しいと思います。

しずなさん

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