1. トップ
  2. しゃべる
  3. キャリア・転職
  4. 晴れのちアメリカ22

晴れのちアメリカ22

  • 2007/09/05 15:26
  • 567アクセス
  • 8コメント

今日はちょっと話がそれます。

先週末、友達の結婚式での出来事。二人の男性(ヨーロッパ系アメリカ人・中近東系アメリカ人)が金髪の2歳児に「ダメだよー触っちゃー」「いい子だねーこっちおいで!」とまるでわが子のように二人がその女児に向かって話しかけてるので、「ふむー??」と見ていたら、私のところに二人が挨拶に来た。二人は同じ結婚指輪をしており、なるほど!と思った矢先に、「うちの娘のケイトです」と。二人は私の友達と同じ小児科のDr。そして、ゲイ夫婦。彼らはこのケイトちゃんの親代わりとして引き受けたらしい。おそらく、一般的に考えると、父親が二人?いることになるのだろう。ケイトちゃんは今はまだ2歳児だから、状況が把握できてないからいいものの、今後はどうなって行くのだろう?と思わず考えてしまった。

このような家族に出会ったのは初めてだったので驚いたが、この先もっと、同じような光景を見ていくのだろう。アメリカだから?不思議なく、このような状況を受け入れていく皆がいるのか?これがもし日本での出来事だったら?小児科外来で同性の両親が付き添って来たときに、動揺せずに対応できるのか?もし、ケイトちゃんが自分の病棟に入院してきた時に、他の入院児や面会者の目を私たちはどうやって切り抜けて行くのか?未だ、ゲイと聞いた瞬間「お!?」と反応してしまう私がいる。おそらく日本ではあまり目にしない光景だっただけに、なじむのに時間のいる私だ。

精子バンクにお世話になって出産した親子は何度か出会ったことがあったが、子の立場になって考えると、なんとも複雑な気持ちになってしまう。精子バンクで買ってきた?この言葉のニュアンスがどうも私には安く聞こえてならない。おそらく、私の偏見かもしれないが、アメリカは精子バンクの利用の仕方が間違ってるのでは?と思ってしまう・・・。私の知ってる限り、「アホな子供はいらない」とか「青い目の金髪のハーバード卒業の男性の精子が欲しい」とか言ってる彼女達・・・。恋愛と結婚は別と言ってる方がまだマシかもしれない。恋愛と妊娠は別?そんな時代になって行くのか?

おそらく、日本も何年後かはアメリカと同じ光景を普通に見ていく時代が来るのかもしれない。

747さん

このトピックには

8のコメントがあります

会員登録(無料)すると

コメントをお読みいただけます