看護師の仕事

公立病院を33年間勤めて、今年3月に退職しました。

とてもきつい仕事で、何度も辞めたいと思いながら続けてきたこの仕事。

子供が病気でも、泣きながら仕事に出たことも

何度あったでしょう。

連日の睡眠不足で、車に轢かれそうになったり、

お腹の痛みを我慢して準夜勤を終わらせて

『患者さんよりもあなたの顔色が悪い』と同僚から言われ、

帰りしなに救急室受診後緊急手術、緊急入院したことも

今は思い出になりました。

そんな苦しいこともありましたが、

『病院は大嫌いで来たくないけど、あなたに会えたことが

1番嬉しい』

患者さんやご家族からこの言葉を聞いて、

本当にやってきてよかったと思いました。

人は生活の糧を得るために仕事をしていますが、

それと共に、その中から自分が成長していることを自覚した時に『この仕事をやってよかった』と思うものです。

患者さんやそのご家族、そのほか多くの支えてくれる方、

そして自分の仲間達、その多くの皆から生きる意味を学びました。

嬉しいことに、

辞める頃にはこのような言葉をたびたび頂くようになっていました。

そして今は、この仕事をやってきて本当によかったと思っています。

そして、今はこれが私の誇りになっています。

だから、今頑張っている私の大切な多くの『後輩達』に

エールを送りたいと思います。

苦しいけど頑張ってね!!!

オーケーさん