いわゆる「お礼奉公」について
- 2006/11/07 22:35
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少し困った事になり、皆様に助言を頂きたいと思います。
私は20代後半の3年目ナースです。
高校を卒業し、看護助手として現在勤務している病院に就職しました。
その後、准看2年・正看3年コースで看護学校を卒業。
看護学校進学に際して、勤務先の病院に学費等を「奨学金」として出してもらいました。
そして卒業後ある年数、勤務を続ければこの「奨学金」は返さなくてもいいと言う条件で・・・・つまり「お礼奉公」と言うものです。
まず1つ目の質問です。
この「お礼奉公」と言うシステムは皆様の病院でありますでしょうか?また聞いた事があると言うかたいらっしゃいますでしょうか?
ところが、卒業後3年目になりますが給与面等から現在、退職の申し出をしています。
ちなみに私の「お礼奉公」は卒後6年間と言う条件です。
この年数に満たない時点で退職する場合は、進学の際に病院側が出した学費の総額を月割りで計算し、残りを一括返済しろと言うのが法人側の出した条件でした。
2つ目の質問です。
5年間で奨学金として病院側が立て替えた学費等は約400万円。これに対してのお礼奉公が6年なんですが・・・
皆様の知っているお礼奉公の年数ってどのくらいでしょうか?
そしてここからが、本題の私が困っている理由です。
卒業後3年弱勤務して、「借りた」と言う事になっている奨学金の残りは250万ほどになっていますが、これを退職までに一括で用意しろと病院側に言われています。
私が退職を申し出た時に「分割での返済をさせて下さい」とお願いしたのですが、病院側は「一括で返すのが常識だ。」と言われ、辞表は保留されています。
ちなみに辞表は所属上司(病棟師長)と看護部長は受理し、事務長・専務にあたる方が保留しています。
辞表には退職日を12月末として提出しています。
つまり、私が困っているのは・・・
3つ目の質問です。
分割返済にしてもらえない事で、職場に拘束されるかも知れないと言う点。病院側は「辞めるのは自由だけども、お金は一括返済してから」との一点張り。
つまり、この奨学金と言うものの存在で私の職業選択の自由が失われているのでは??と思うのです。
同じようにお礼奉公システム?を使って看護学校を出た同期や先輩・後輩の中にも「辞めたいけどお礼奉公があるから辞めれない」と言う意見は少なからずあります。
病院経営側にすれば、人財確保のため好意的に奨学金と言う制度を設けているようですが、逆に雇用される側(この場合、私)にとっては職場を拘束される。貸付金に対して一括返済しか許さないと言うのは、職業選択の自由を奪うもの以外の何物でもないと思うのですが・・・
お礼奉公で看護学校を出たナースや現役学生・お礼奉公システムがある病院の管理職の方など色々な方のご意見をうかがえると大変ありがたいです。
長々と申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。

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