霊感のつよい患者さん
- 2008/01/14 05:17
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真面目な話ですが・・・
夜勤で23時ごろに40代の女性患者さんが
ナースステーションに泣きながら来ました。
「どうしました?」と尋ねると
「小さな女の子が天井から毎晩、 自分を見ている
他の人が怖がるといけないと思ってずっと我慢していたど
もう限界です」と言うのです。
どうしたらよいのかわからず
とにかく暫く話を聞き患者さんを落ち着かせました。
患者さんがどうしても部屋に戻りたくないと言うので
ナースステーションの横にある面談室にベットを移動し
その夜はそこで休んでもらいました。
翌朝、患者さんが 「このことは他の人には言わないでほしい。自分は霊感が強く普段から(霊を)みてしまう。 周りを怖がらせたくないから 他の人にはみえないのだから・・・」
と言いました。
私はなんと答えたらよいのかわからず
「・・・そうですか〜・・・・・」と答えました。
この患者さんは 朝、回診でまわってきた主治医に 家の都合で退院を早めてほしいとお願いをして その日のうちに退院されました。
手術後の患者さんで予定の入院期間より 3日ほど早い退院となりました。
患者さんからは言わないように 言われていましたが
上司だけには報告しました。
この上司は霊感の強い人で
いつも塩をポケットに入れ勤務しています。
上司が退院前にこの患者さんと話をしました。
私も同席し患者さんには上司にだけ 報告したことを伝えました。
上司が患者さんに 「おかっぱの女の子でしょ?
私も良く見るのよ でも、悪い子じゃないのよ
何で出て来るのかはわからないんだけど・・・ 何も言ってくれないのよねー 見える人のところに来ちゃうのよね・・・
辛かったですねー 気持ちは良くわかりますよ
他の人に言っても理解してもらえないし、頭がおかしんじゃない?と思われるんじゃないか と思うと言えないですよね
周囲の患者さんのことまで気使って頂き 申し訳ありません
○○さんのことを理解していることを 伝えたくてお話させていただきました。
予定より早い退院になってしまいましたが
お身体お大事になさってください」 と言うと
患者さんは目に涙を浮かべ
「理解してくれる方がいてよかったです (私に向かい)夕べはごめんなさいね おどろかせてしまって・・・本当に限界だったんです。ご面倒をおかけしました」 とホッとした表情で言いました。
この患者さんは物静かな方で笑顔を見せることもなかったのですが このときは入院中みることのなかった 明るい表情でした。
今回の出来事を知っているのは 私ともう一人の夜勤スタッフと上司だけです。
今回、この患者さんは 怖い思いをしながらも 周囲や
スタッフのことまで気遣って 病院としては大きな問題にはなっていませんが 霊感の強い患者さんで 周囲を巻き込んでしまうような騒ぎに なっていたら どう対応すればよいのだろうと 不安が残ります。
私は鈍感なので今まで1度も 霊の存在すら感じたことはありません。
どなたかアドバイスいただけたらと思います。
ちなみにうちの上司は 同様の患者がいたら そのことを否定しないで 話を良く聞いてあげてほしいとのことでした。

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本当に終了しますか。