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超音波ネブライザーとセラチア菌

  • 2009/07/16 19:53
  • 2,535アクセス
  • 3コメント

 病棟で同室の2名の患者の喀痰からセラチア菌が出ました。

1人は喘息のため、1日3回超音波ネブライザーを使用しています。

どちらの患者が先に感染したのかは定かではありません。

 以前、香港でSARDSが流行したとき、超音波ネブライザーを使用したことで、大変なことになったという記事を見たことがあります。

超音波ネブライザーは薬液を超音波で微粒子にすることで、肺胞の奥まで薬液を到達させることができる反面、患者の呼気からエアロゾル化したウィルスが空気中に放出され、ケアにあたるスタッフやその他の患者に感染を拡大させることになった。感染の有無を確認せずに超音波ネブライザーを使用することは大変危険である。といった内容のものです。

 今回はセラチア菌感染が明確になっており、今後も超音波ネブライザーを使用することにためらいを感じ、病棟師長に相談、感染対策部門より回答をもらったのですが、「超音波ネブライザーに使用の是非よりも、その管理の仕方(消毒)、スタッフの手洗いなどを見直すべきである」という回答でした。確かに改善すべきだと思いました。また、医師からは「そんなことを言っていたら医療行為なんて何もできないじゃないか」と・・・。なんかちょっと気を悪くさせてしまったのだろうかと。💦

 違うんです~。そんなことを聞きたかったわけじゃなくて、ただ単純に、セラチア菌感染者に超音波ネブライザーを使用することに危険性はないのかどうかを知りたかっただけなんです。なんか質問の趣旨と逸れた内容の回答をもらってしまい、非常に消化不良の感じが残ってしまいました。それ以上聞けない雰囲気です。

 どなたか、こういったケースで何か根拠を示す文献をご存知であれば、是非教えてください。宜しくお願いします。😠

 

 

 

あおむし1999さん

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