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臭いについて

  • 2009/09/28 15:14
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  • 7コメント

内科病棟で働く看護師です。

どの看護師も口には出さないものの、同じことを感じ、何かしら思っていると考えていますが、聞いてください。

私の働く病棟の患者さんの平均年齢は80代半ばです。

日々の仕事の中で、とにかくウエイトを占めるものが「排泄の介助」です。

来る日も来る日も、朝も昼も夜もトイレトイレトイレトイレトイレ・・・

高齢になればなるほど、排泄の動作と言うものが本当に大変になるのだな。ということを実感しています。

(下の世話になるようじゃ終わりだ。などという言葉をよく聴きますが、実際高齢者の世話の大部分は下の世話ですね)

前置きが長くなりましたが、今、私が思っているのはタイトルどおり「臭い」です。

排泄物そのものの臭いは、それほど抵抗はないのですが、私が気になるというか、苦痛に思っているのは、下着やオムツをおろした時の(特に女性)陰部の臭いです。

病棟ではヨタヨタとポータブルトイレに移動する患者さんが多く、

そういう患者さんの大抵は、下着の上げ下ろしや、その始末(拭く)ができません。ほとんどの患者さんがこれらの介助が必要です。

私の病院は、建物自体も古く、部屋も狭いです。

6人部屋のほとんどにポータブルがおいてある状況で患者さんの排泄介助をすします。

患者さんはベッド柵につかまりながらこちらにお尻を向けて立っています。私達は患者さんの後ろから下着やリハビリパンツを下ろしたり、お尻を拭いたりします。

要は思い切りお尻の前に顔があったり、排泄物の真上で作業をしなくてはなりません。

マスクの着用が義務付けられてはいるものの、マスクをしていても、臭うものは臭います。

息を止めたりしていても、患者さんの行動もゆっくりなので、限界があります。

また、オムツ交換をしていても、オムツをあけたときのあのムッとするような陰部の臭いが「ウッ」となってしまいます。

患者さんの体温を下げないように・・・などと、保清の時や排泄の時は窓を閉めるように教科書には書いてありますが、そういうときこそ窓を前開にしたい気分です。

病院自体も古い建物なので、空調があまりよくありません。

ポータブルトイレの尿や便を流すときも臭いがこもって正直この仕事がとても苦痛に思うときがあります。

ちなみに陰部洗浄は石鹸とお湯で毎日行っています。

P.S この投稿で、「臭い」がダメで看護師が勤まるのか。とか看護師失格だ。とかそういう返信はやめてください。

同じように思っている人の意見を聞いたり、何か良い対策など、前向きな意見が聞きたいと思っています。

パンダさん

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