ペンタジン投与について
- 2010/07/31 14:09
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働き始めたばかりの未熟者です。最近こんなことがありました。
DMで下肢が壊疽した患者さんが
「ちょっと痛いから薬(ペンタジン)打ってくれ。」
と私に言いました。
しかし、いつもこの患者さんは痛い時は苦悶表情で唸り声をあげているのですが、その時は特にそんな様子ではなかったのです。
疼痛時ペンタジンを打つ指示はありました。しかし依存性もあり、そんな簡単に打てる薬ではないので、疼痛が強度の場合をのぞき、打ってはいけないのではと思いました。
バイタルを測り、特にBPも低くなく、呼吸状態も安定していました。投与間隔も6時間以上開いていたので、指示上問題はないのですが…ペンタジンを打つのを躊躇いました。
私はそのことで先輩に相談したら
「本人はそう言っても本当は凄く痛いかもしれないじゃない。あなたの客観的なもので疼痛を判断してはいけない。…略。患者さんが痛いと言うんだから、痛みを我慢させるなんてかわいそうよ。ペンタジンなんて大したこと起きないから。」
と言われました。
いや、ちょっと待てよ…と思いましたが…仕方なく指示通り、ペンタジンを打ちました。
今でもあの時打って良かったのかなぁと思ってます。現にペンタジンの依存性が出てきてて、6時間経たなくても
「…打ってくれ」
と言うようになってきてるし…
この場合、ペンタジンを打つべきなのか、打たないべきなのか、どっちだったのでしょうか…
(匿名による投稿)
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