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終末期の患者さん

  • 2010/10/26 10:09
  • 1,555アクセス
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新人看護師です。就職してもうすぐ7ヶ月経ちます。私の勤める病棟は消化器内科で、入院患者の半分以上は癌終末期の患者です。病院に緩和ケア病棟はありません。

初めて死を看取ったのは、就職して1ヶ月経った頃。そのときは「恐い」という感情しかありませんでした。死後の処置は、温かみのない感触に手が震えました。

あれから半年経ち、何人もの患者とお別れを経験しました。その度に私はいつも「ごめんなさい」と心の中で謝っています。何も出来なかったことに対して。ゆっくり話も聞けなかったことに対して。

業務をこなすことに精一杯で、患者とゆっくり関わる時間はありません。本当は、話を聞いてあげたい。一緒に泣いて、想いを共感したい。足を洗ったりマッサージをしたい。何もしないで死を待つだけというのは、患者にとって苦痛な気がします。入院している意味がありません。

患者さんのために何もできない自分を責め続けています。精神的にとてもつらいです。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

(匿名による投稿)

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