死について
- 2010/12/13 02:04
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私は今看護学校の3年で2月に国家試験を控えているものです。
今まだ実習中なのですが、この3年間を通して、患者さんの「死」というものに何度か立ち会ってきました。
私の人生の中で死に出会ったのは小学校2年生の祖父の死でした。その時はすごく悲しく毎日泣いていたのを覚えています。
看護学生になり病院実習で患者さんの死を何度か経験するたびに、死ということに対して自分自身の中に抵抗がなくなっていきました。
今日、ドキュメンタリー番組で高橋ミカさんという看護師の方が乳癌になり闘病の末、今年の6月にお亡くなりになった番組を見ました。そのミカさんの死から人の死についてや毎日の生き方について考えさせられました。
まだ看護学生という身ですが、いろいろ思うことがありました。
私は病院にいる終末期の患者さんは毎日一生懸命生きようとしていて、医師や看護師さんも精一杯患者さんのためにできる限りのことをしていると思っていました。
しかし、この前の実習で終末期の意識がない方への医師や看護師さんの接し方から患者さんに死が迫るのをただ待っているだけのような場面を見てしまいました。亡くなられてからも、エンゼルケアが雑だったりと...。
私は人の死はどんな人にも何かしらの形で影響を与えるものだと思います。また、死を迎えるまでにはその人の人生があります。死を迎える場が病院となっている今、その人の最期に一番関わるであろう看護師として、終末期への患者さんへの接し方を考える必要があると思いました。
(匿名による投稿)
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