緩和ケア病棟って姥捨て山?
- 2008/11/22 18:14
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田舎の緩和ケア病棟に勤務しています。
勤務する前の緩和ケア病棟のイメージは、「たとえ病に冒されても最期までその人らしく生きるために、ご家族と共に、緩和ケアのスタッフが患者さんをささえる」とおもっていました。
でも、現実はぜんぜん違いました。
緩和ケアをよくわかって入院されてくる患者さんもいらっしゃいますが、日々私たちを悩ませているのは、「家では面倒を看られないし、いくところがないから緩和ケア病棟に入院しよう(させよう)」というタイプの方です。
患者さんは緩和ケアを必要としているので、ケアをしていくことに問題はないのですが、何しろご家族の協力が得られない!
「仕事が忙しい」「こどもが小さい」などなど…
入院時に審査がありますから、ご家族の方に協力して欲しいこと等、ご本人の苦痛の緩和や希望の実現のための話し合いをしてから入院してもらっているのですが、そのときばかりは良い返事をしても、入院させてしまうと『入れっぱなし』状態になってしまう人がとても多いのです。
病院によっては緩和ケア病棟で症状緩和ができたら自宅に帰ってもらう所もありますが、私の働いて居るところは、患者さんの希望があれば最期まで居ることができます。
中には「がんでよかったよ。老人ホームではお金がかかるけどここならよく面倒も看てもらえるし、お金もかからないもの。がんにならなければ大変だった。」とおっしゃるご家族のかたもいます。病院の方針が悪いのか、私たちの対策が悪いのか、ご家族が悪いのか、行政が悪いのか、なにかご意見をお願いします。一生懸命な分つぶれそうです。
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本当に終了しますか。