だから看護はやめられない

看護師になって17年目の主任看護師です。管理や委員会、研修の開催など、ここ数年は患者様の受け持ちをさせていただけることもめっきり減りました。。

管理業務や教育委員会の活動も確かに大切な役割であるということはわかります。それなりにやりがいを感じているのも事実です。でも、患者様のベッドサイドに足を運ぶことができないジレンマ。

そんな中過ぎていく忙しい毎日・責任・重圧・人間関係etc・・ストレス↑で「看護師を辞めれたらどんなにか楽だろう・・・」などと気分が落ち込むことも多い毎日です。

でも今日「明日リハビリ病院に行くんですよ。ちゃこみんさん本当に有難う。あなたが優しくしてくれたこと本当に嬉しかったんだよ。意識が回復した時にあなたの顔が目の前にあった事をはっきり覚えてるよ。ちゃこみんさんは私の出会った看護師さんの中でも5本の指に入る人だよ。リハビリして元気になったら必ず会いに来ますね。待っててくださいね」と、50代の男性の患者様が涙を浮かべながら言って下さいました。思えば、この17年間という短くない看護師人生の中で苦しくてくじけそうになった時に、いつも患者様のこういう言葉や笑顔に支えられ、励まされ、ここまで仕事を続けてこれた気がします(もちろん、仲間の応援や協力の力も大きいですが)。

患者様に一言お礼を言われただけで“ガソリン満タン!”みたいな気分になって、また張り切って仕事できちゃう自分って・・単純だなぁ〜・・なんて思うと、ちょっと自分自身で苦笑いですが・・。

こういう素敵な瞬間があるから、看護はやめられないんですね〜きっと(笑)

みなさんも、きっと看護を続ける中で素敵な瞬間に遭遇したことや感動した経験など沢山あると思います。もしよかったら、そんな素敵なお話を聞かせていただけませんか?

看護は辛いことも多く決して楽な仕事ではないけれど、看護の素晴らしさをもう一度改めて思い起こしてみたいなーと思っています。

ちゃこみんさん