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自分で調べる事に限界もあるのではないでしょうか。

  • 2011/08/01 00:01
  • 3,537アクセス
  • 31コメント

こんばんは。

自分は教員をしています。

学生達と講義や実習で同行をしています。其処で感じる事ですが。

講義でも、実習での事例紹介をしても最初の一週間程度は質問しても「多くの学生達は「分からない事が分かりません」って言います。

オリエンテーションでも、「分からない点は分からないままにしないで必ず質問をしよう。」と説明を加えます。

特に実習中は、略語や横文字(医師の読みにくいspellの記載)が多く質問が飛び交います。「学生の分からない事は教員である私自身も一緒に勉強するから...一緒に頑張りましょう」って言葉を添えて支える様に努めています。

まだ、看護学生。全ての単位修得科目が終了しているとは限りません。

講義で習っていない疾患も多々ある事も事実です。

最初は色々と聞いて来ますがその内自主的に、「余り先生に聞いてばかりだといけないから、これからは自分達で調べます。それでも分からなかったら聞きますね」って変化して来ます。調べ方や、文献検索の方法が身に付いて行くのでしょう。その過程も教育の一環だとだと捉えています。

そして、その様にcriticalな思考へ変化してゆく過程がとても嬉しく感じます。

今時の学生や新人看護師さん達の傾向と言うと語弊があるかも知れませんが。

自分の考えや主張を上手く伝える事を苦手の様に感じます。

しかし、個々の持っている潜在能力はreportを課すと凄いと感じる事が多々あります。

ネット上で有っても聞く事(質問をする事)を優しく見守っていく事は今後の勉強にもつながる様に思います。

聞かないで、放置し実習や業務に流されるよりは良い傾向だと自分自身は寛大に捉えています。先輩・後輩が集う職場を離れたサイトです。素直に聞く事、一つ一つ知識として身に付くきっかけにはならないでしょうか。

新人看護師さん達も看護学生達も此処で聞いて終わりではなく、きっとその後も一生懸命に勉強し日々頑張っている事と信じたいと思います。

それがこれからの看護を担う若い看護師達を育てる自分達先輩の務めの様に思います。現場の職場で有っても、ネット上で有っても。

但し、此処で一つお約束は回答を頂いたら真摯にお礼を言いましょう。

少し私は甘いのでしょうか(笑)

(匿名による投稿)

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