未告知と自己決定権
- 2011/08/16 01:53
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現在国家試験に向けて学習をしている看護学校3年生です。
タイトルの通り、未告知と自己決定権について、ご意見を頂きたいと思い投稿させて頂きました。
患者には自己決定権があり、病状や治療法を理解した上で治療法を選択・決定する権利があるとされています。
しかし、未告知の場合は患者ではなく家族が治療法を決定していることがあります。
これまでの実習で未告知の患者様と家族と関わらせて頂きました。
末期癌であることを伝えると患者は精神的に耐えられない性格であるということから、家族の希望で告知はされませんでした。
そのため、患者には栄養補給の点滴と伝えて、化学療法を行っていました。
脱毛や口内炎などの副作用は出なかったため、患者は疑問を持つことなく治療を受けていました。
特に変化なく私の実習は終了しましたが、私の後に受け持った学生の時に亡くなられました。
学生の話によると、患者様が家族の方に「もう無理やと知ってたら家でいつも通りの生活して、家で死にたかったわ。」と話していたそうです。
私はこのことから、未告知は患者様のためになることもありますが、やはり告知する方が、自分らしい最期を迎えられるのではないかと考えました。
家族としては、治療を受けて少しでも長く生きてほしい気持ちがあるのはわかります。
しかし、患者様のことを考えると望む場所で死を迎えてほしいです。
先生や指導者・実習メンバーと話し合いをした結果、人それぞれの状況があるため、答えはないということになりました。
看護師をされていて、私と同じことを考えた方はどのような答えになりましたか?
また未告知と自己決定権について、看護師経験から先輩方の意見を頂きたいと思います。
※乱文・長文申し訳ございません。
(匿名による投稿)
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本当に終了しますか。