透析室勤務って
- 2011/09/21 21:23
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透析勤務というのは、穿刺技術の優劣が 大きく関わってくる
これは 宿命といっても いいもの・・・・
というのは わかっていたつもりでした。
”退院” がないこの透析室というのは 患者さんがその施設をうつらない
限り、ずっとずっと おつきあいは続いてゆくもの。 患者さんが亡くならない限り・・。
最近 この透析室での 穿刺をめぐる人間関係に疲れてきてしまって
います。 患者さんにとっては 穿刺の上手なスタッフにさしてもらうのが
一番。 当然だ、と思います。 失敗されることなく 無事透析を終えて
自宅に帰ることができる・・それが理想でしょうし スタッフはそれを
目指すべきだと思います。
以前の私なら たとえ失敗しても その場は謝罪して ケアに努め、
”次回 腕を磨いてきますので また穿刺させてください”
と 言うこともできましたし そういう心掛けでいられました。
けれど、 やんわりとした拒否、 患者さんから醸し出される
”なんであなたが穿刺にきたの?”というオーラ、
”私は○○さんと相性がいいのよね~”などとという会話の牽制球
などで かなり気持ちが 凍りついたようになってしまっています。
卑屈になっているんですよね・・。
技術がすべて。 一度の失敗が その後の人間関係を決定することもある。
その患者さんに対してのミスであっても 透析室内で行われていることは
すべての患者さんにたいしての情報公開。 口コミは患者間で伝わってゆく・・・
どうも ポーカーフェイスができない私。 緊張のあまり針を持つ手が
震えているのを 患者さんに指摘される始末。 ああ、これではなぁ・・
以前はこんなことなかったのに・・。前向きに穿刺に取り組めたのに。
こんなこと書くと 私は穿刺ミスを繰り返しているように
思われるかもしれませんが そうではありません。 ミスは少ないと
思います。 ただ、そのミスを乗り越えることができないんです。
特定の患者さんになりますが、 ”あなたに来てほしくない”という
オーラを放つ患者さんに向き合うことができないんです。
その患者さんと 週3回顔を合わさなくてはいけないことが苦痛なんです。
スタッフ間の 駆け引きにも 疲れてきています。
新患さんなどには決してゆかず、頃合いを見計らってから 穿刺に臨む・・
あるいは 人が失敗してから ”さて 真打登場”みたいに 穿刺に臨む
スタッフ・・。
でも 結果がすべてなんです。 穿刺技術があれば うまくさせれば
すべてオッケー。
8年間勤めましたが 年々 気持ちが弱くなってきている。
結局 行き詰っているんですよね。 逃げ かもしれませんが
年明けに 退職することにして、 別のことにチャンレンジすることに
しました。
愚痴につきあっていただき ありがとうございました。
(匿名による投稿)
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本当に終了しますか。