学生指導について
- 2012/03/07 16:12
- 1,858アクセス
- 2コメント
看護師10年目、現在HCUで勤務をしています。
今年度いっぱいまで学生指導の担当をしていました。
人に教えるという難しさと、理解してもらえる喜びを教えてもらい、いい経験になりました。
来年度から正看護師のカリキュラムが変更になり、
集中治療室での実習が2日間設けられるそうです。
いままでは、OP患者の受け持ち学生がOP前後の看護として、HCUへ1泊する時(全身麻酔患者)にOPベッドの作成や、OP直後の観察などで着ていましたが、
来年からは受け持ち関係なく、集中治療室の患者のケアや治療の見学など行うそうです。
以前から准看護学生も2~3日ICU、HCUの実習に来ていて受け持ちをもたせず、ケアに一緒に参加したり、一般病棟との違いや患者への関わり方など指導してきました。
先日、実習担当者や元実習担当者で雑談になったはなしなんですが、
項目に書いてあった「患者のケア(清拭、口腔ケア)」や「患者とのコミュニケーション」などは一般病棟でするべきことで、もっと「IABP、人工呼吸器、心電図モニター、DC」など見学させるべきだという意見が大半になりました。
ある看護師は、実習するとなれば翌年から看護師として働くので、働けるようもっと機械について指導するべきだというのです。
現在もICUでは説明よりも「勉強がたりない。ヤル気がない」などやや学生が追い込まれているようです。
しかし、私としては、集中治療室にいる患者の置かれている環境や集中治療室という特殊な環境のなかでのケアやコミュニケーション方法、一般病棟との違いをもっと理解してもらいたいと思っています。
もちろん医療機器を実際をみてみることも必要ですが、医療機器が必要な患者の状況を知ってもらいたいと思っていて、
一般病棟とは違い、見学実習でもかまわないのではないか思っています。
実際新卒の看護師が、機械ばかりに目をむけ過ぎているような現実もあるとおもうからです。
私の意見はみんなに理解されませんでした。
みなさんはどうおもわれますか?
(匿名による投稿)
このトピックのコメント受付を終了します。
一度受付を終了すると、再開することはできません。
本当に終了しますか。