異食をする患者さんへの予防策
- 2012/03/23 19:20
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2ヶ月程前から、認知症の治療病棟に勤務している看護師1年目の者です。
私の病棟に、異食をする患者さんがいらっしゃいます。
この方は、ADLほぼ自立で、歩行もしっかりしています。
オムツや床のゴミを食べてイレウスを発症した既往もあり、入院されてから様々な予防策をとってきました。
・病室をナースステーションからでもすぐ見える部屋にする
・手の届く所に異食の危険のある物を置かない
・異食しそうな予兆(表情が険しくなった、キョロキョロし始めた、指をしゃぶり始めたetc.)を認めたら、ガムやスルメを食べて頂く
・オムツ異食予防の為、介護着を着用する
入院から数ヶ月は上記の予防策を実行し、異食は落ち着いていました。
しかし、段々と認知症が進行するにつれ、デイルームの壁紙や掲示物を破いて食べたり、水を水道からがぶ飲みして低Na血症を発症したりするようになりました。
そのため、上記予防策に加えてミトンを使用していたのですが、今度はミトンを異食し、ボロボロにしてしまいました。
このため、ミトンはやめて、ベッドに胴拘束帯で拘束する事になったのですが、今度は胴拘束帯を異食し、拘束帯を破壊してしまいました。
ガムやスルメを食べてもらっていても、食べながら拘束帯を必死になってかじるんです…
拘束帯の丸い金具を舐めていたりして、誤飲してないか常にハラハラで…
患者さんに理由を聞くと「口淋しくて」とか「わかっちゃいるけど止められない」と話しています。
食事が足りてないのかも知れませんが、糖尿病の既往もあり、今以上食事量を増やせないそうです。
病棟カンファレンスでも万策尽き、現状維持しかないのかなという感じです。
そこで、皆様方から「こうしたら異食する頻度が減った」とか「こういう風な事をしたらどうか」など、アドバイスが欲しくてスレ立てしました。
どんな些細な事でも有り難いです。
よろしくお願いいたします。

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