ドルミカムの使用について
- 2012/07/01 01:22
- 12,127アクセス
- 39コメント
この4月からホスピスへ異動になりました。
ドルミカムの使用について悩んだことがあり、意見お願いします。
全身状態が悪くてオピオイドを持続投与している患者さん。JCS3-100、SpO2、血圧は測定不可。頸動脈のみ触知可。夜間の睡眠確保の為連日夜間ドルミカム使用し睡眠確保。家族から「苦しまないようにしてほしい」と希望あり。DNRの同意は得ている。この状況で3~4日小康状態を保っている。
夜勤で引き継ぎを受け患者さんのところへ行くと家族は帰宅し不在。やや下顎様呼吸。呼吸数20~25回、浅呼吸。もともと無呼吸あり、この状況でドルミカムを使用すると呼吸停止する可能性があると判断し、使用せず。
深夜帯に巡視で訪室し呼吸停止を確認する。
逝去時に苦しんで亡くなったと思わせる表情あり。
この状況から、なぜドルミカムを使用して苦しまないようにしなかったのか、と問題になりました。
自分としては、安楽の為と言え、呼吸停止の可能性がある状況でドルミカムの使用はできない。呼吸停止するだろうと予想しながらドルミカムを使用することは殺人と同じだと考えました。それに対してチームの看護師は「『苦しまないように』と家族の希望があるから使用すべき」とのこと。
呼吸停止が予想される状況であっても、安楽のためにドルミカムを使用すべきであったか。
ご意見、よろしくお願いします。
(匿名による投稿)
このトピックのコメント受付を終了します。
一度受付を終了すると、再開することはできません。
本当に終了しますか。
終了する
キャンセル