看護職の将来展望
- 2012/07/12 09:34
- 3,084アクセス
- 15コメント
現在、看護職として働いている人は147万人。そのうち女性が140万人で、女性就業者の20人に1人が看護職です。また、潜在看護師は60万人。
5/25のダイヤモンドンラインの記事(小林美希、看護師の悲惨な現場を救え 第1回)によると、2025年には日本国民の5人に1人が75歳以上になると推測され、その頃には60万人の看護師不足となり、高校生の10人に1人が看護師にならないと追いつかないくらいとのことです。
もし、仮に2025年に今より看護職として働く人が60万人増えたとしたら、1人当たり年間400万円の人件費と仮定して400万円×60万人で2兆4000億円を医療費で負担しなければなりません。60万人増えないとしたら、少ない人数で猛烈に働くか、サービスの質を低下させるしなかいだろうし、医療費が嵩むのが嫌なら診療報酬を削って人件費を削減する方向に誘導するしかないでしょう。
看護師免許があれば一生安泰とも言えない感じですが、みなさんはどう思いますか?
意外かもしれませんが、人口当たりの看護師数が少ないのは、茨城県、埼玉県、神奈川県、東京都、愛知県といった都会です。中国・四国・九州は人口当たりの看護師数が全国平均以上となっており、西高東低です。偏在しているのは医師だけではありません。
まきこさんこのトピックのコメント受付を終了します。
一度受付を終了すると、再開することはできません。
本当に終了しますか。
終了する
キャンセル