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自立した患者さん

  • 2012/08/08 00:11
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困ったというほどでもないのですが、もともとADLが自立した患者さんが手術・検査や病状の増悪などでベッド上の生活を余儀なくされたとします。

以前はADLは自立していたとしてもシャワーや入浴は許可されておらず、清拭で清潔面での援助をされており、背部や点滴を挿入されている部分のみ看護師介助されていた患者さんでした。

現在は、活動範囲は左右の自力体位変換ぐらいで、身体には点滴・膀胱留置カテーテル・心電図モニター・ドレーンなど複数のルートが存在しており、全身清拭の介助が必要な患者さんです。

もし、そういう患者さんの清拭中に「前は背中だけ拭いてもらっていたけど、後は自分で拭いていた。やっぱり看護ってこうやって全部してくれるのが当たり前だ」と言われたら、みなさんだったらどう対処しますか?

私はムッとしつつ「何でもしてあげることが看護ではないですからね~。出来ない部分はお手伝いしますし、ご自分でできることが増やせるよう援助しますよ~。」とにっこりしながらお伝えしました。

(退会者)

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