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がん看護

  • 2012/09/02 16:58
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今年の4月に入職した新人です。

9月に入り、入職してから半年が経ちました。

私はがんの専門病院で

消化器外科病棟で勤務しています。

看護師という道を選んだきっかけは

母が看護師をしていたからです。

しかし、母は私が小学5年生のときに

直腸がんで亡くなりました。

母の思いを継ごうと看護師を目指し、

今に至ります。

母のように闘病をしている患者さんに寄り添い、

またそのご家族を支えたいと思い、

がんの専門病院を選びました。

しかし、そう強く思いながらも

消化器病棟だけは恐怖感でいっぱいで

すぐに母のことを思い出し、

精神的に辛くなるだろうと思い、

配属希望は第2希望とし、

第1希望は血液内科にしていました。

しかし、配属になったのは消化器病棟で

しかも下部消化器ということで、

大腸がん専門の病棟でした。

最初は「配属になったからにはしっかりと」と思い、

精一杯頑張りました。

失敗もありましたし、先輩からもたくさんの

ご指導をいただきました。

自分のできなさから、「辞めたい」と思い

先輩に相談することもありました。

でも、何とかここまでやってこれました。

しかし、半年経った今。

ここまでずっと引きずってきたことがあります。

それは、母を思い出してしまう辛さです。

最初は女性の患者さんを受け持ったときに

不安と恐怖感でいっぱいで

中には母に似た方もいらっしゃいました。

最近はどんな患者さんに対しても

目の前にすると母を思い浮かべてしまい、

仕事中は平気なのが、

自宅に帰ると深く落ち込み

号泣することもあります。

自分がなぜ看護師になったのか、

なぜがん看護を選んだのか、

ちゃんとした強い思いがあって

この道を選んだはずなのに。

こんな自分が情けなくて、

上記のような自分をみている母に

申し訳なくて。

母のことで辛いうえに、

仕事中のミスや先輩からの指導、厳しい一言が

のしかかり、

正直限界にきています。

「配属部署を変えれば・・・」とも

思いますが、

すでに「がん看護」に対して

恐怖感を抱いてしまっています。

父や祖母、友人に相談しても、

「まだこれからなんだから」

「頑張るほかないよ」

と言われ、すっきりしません。

今月からプライマリーをつけるということを

師長から言われており、

どんどん先に進んでいきます。

自分の選んだ道が間違っていたのか、

単に自分が弱いだけなのか、

よくわかりません。

(匿名による投稿)

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