私の忘れられない患者さま
- 2012/12/05 10:26
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私の忘れられない患者さまは22年前、私が看護学生だった時に内科病棟での実習で受け持たせていただいた患者さまです。急性膵炎のためMチューブを挿入され、絶飲食の状態の時でした。入浴ができないため、毎日清拭を行い午前と午後にヴァイタルサインを測定し、時折話し相手になっていただけの私に、訪室するたびに「ありがとう」と声をかけて下さいました。そして、実習最終日、小名氏をしている時自宅の話をしていたら、偶然にも同じ町内に住んでいる方でした。
夕方、お礼を言い病室を後にしたのですが、それから3ヶ月後、その患者様はまだ学生の私の自宅を探し、「退院できました」と尋ねてきて下さったのです。
学生ではあったけれどこの”仕事を選んでよかった”と思いました。それ以来22年間いまだに看護師を続けています。
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