死にたいという言葉
- 2013/01/31 00:42
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実習で60代男性で20年近く糖尿病を患っている患者さんを担当させていただきました。
糖尿病網膜症も発症しており、昨年失明した方です。
失明に伴い仕事を辞職し、趣味もできなくなり、奥さんとも離婚されています。
一気に失ったものが多すぎて、対象は相当なショックを受けたと考えられました。
実習で関わっていく中で「生きてる意味がない」「死にたい」という発言を私にしてくるようになりました。
私はその話を傾聴し、否定することなく受け止め、共感的な態度をとるようにしていました。
すると、日に日に少しずつ「70歳まで生きるわ」など前向きな発言をされるようになりました。
最後は退院前に笑顔で「家で一人だけど頑張るわ!!」とまで言ってくださるようになりました。
この流れを最終カンファレンスで述べた際、同席していた師長さんが
「それって本当に死にたいの?」
「死にたいは頑張るってことの裏返しでしょ。」
「本当に死にたいわけないじゃない。」
「あたしだって仕事辞めたいなーって言うときあるけど、普通それで本当に辞めないでしょ?それと一緒よ~。」
と指摘を受けました。
私の対象理解は間違っていたのでしょうか?
皆さんの意見を聞かせてください。
みんみんぜみさん
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