ラウンジ
帰って来ても困る・・・

2014年05月24日32コメント9,885アクセス

とある老健で働いています。

原則としては入所期間は半年迄とはなっているのですが、1~2年入所している人はザラで、中にはそれ以上入所している人も居ます。どういう裏ワザを使っているのかは不明ですが。。。

まぁ一応「家族枠」的なものがあるので、職員の家族も何人かは入所していますが…。

入所している方々は当然ながら高齢者、しかも80代以上の方が9割近く占めています(これはどこも変わらないかと思いますが)

さて本来ならば、リハビリをして在宅に復帰する為の施設なんですが、いざ在宅へという話を相談員が家族へすると

「まだ自宅の改装が済んでいない」

「子供が小さいので面倒看れない」

「全員働きに出ているので面倒看れない」etc...と、家族もなんだかんだ理由をつけて、あからさまに拒否反応を示します。

要するに、家族の考えとしては「死なない程度に生きていてさえくれればいい」「でも、帰って来てもらっても困る」という本音がありありとしています。

施設に入所していて体調が悪化してくると、最低限の治療は行いますが、施設で出来る事には限界がありますし、酸素投与や点滴は病院に行くまでの間の最低限しか行えません(酸素は酸素ボンベではなくHOTの機械でMAX2~3リットル迄、点滴もソルデム1本~2本を単味でするくらいです。当然ながら、採血やレントゲンなどは、すれば施設の持ち出しになるので、行いません)

そこで、入院しますよと連絡しますが、家族は病気の心配よりも「病院は直ぐに出されるから、また、そちらに入所させてもらえますか?」という返事が返ってきます。

こちらとしても「いや、そればかりはその時の入所者数や待機している人の兼ね合いもあるので、何とも言えません。不明な点は相談員に相談して下さい」と答えますが、「いや、ここに入所してたんだから、退院したら、直ぐに入れてくださいよ」と、まるで、ババ抜きのババを押し付けあうが如くです。決して家で面倒を看るという発想は微塵もありません。

この掲示板を利用されている方々の中には、急性期や救急外来で昼夜を問わず、働かれている方、働かれていた方々が多数いらっしゃると思います。

でも、こういった家族の思いを知ってしまうと、病院に連れて行って皆様方に看護をして頂いているのが、本当に申し訳ないなぁと思ってしまいます。

皆様が一生懸命看護をなさっても、家族にしてみれば、いっそのこと、そのまま入院しててくれないかな、あるいは、また、施設に入ってくれないかなくらいにしか思っていない家族が多い現実に、何とも言えなくなってしまいます。

これって、私の働いている施設だけでなく、どこの施設(老健・特養など)でも同じなのでしょうか?

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