ラウンジ
帰って来ても困る・・・

2014年05月24日32コメント10,037アクセス

とある老健で働いています。

原則としては入所期間は半年迄とはなっているのですが、1~2年入所している人はザラで、中にはそれ以上入所している人も居ます。どういう裏ワザを使っているのかは不明ですが。。。

まぁ一応「家族枠」的なものがあるので、職員の家族も何人かは入所していますが…。

入所している方々は当然ながら高齢者、しかも80代以上の方が9割近く占めています(これはどこも変わらないかと思いますが)

さて本来ならば、リハビリをして在宅に復帰する為の施設なんですが、いざ在宅へという話を相談員が家族へすると

「まだ自宅の改装が済んでいない」

「子供が小さいので面倒看れない」

「全員働きに出ているので面倒看れない」etc...と、家族もなんだかんだ理由をつけて、あからさまに拒否反応を示します。

要するに、家族の考えとしては「死なない程度に生きていてさえくれればいい」「でも、帰って来てもらっても困る」という本音がありありとしています。

施設に入所していて体調が悪化してくると、最低限の治療は行いますが、施設で出来る事には限界がありますし、酸素投与や点滴は病院に行くまでの間の最低限しか行えません(酸素は酸素ボンベではなくHOTの機械でMAX2~3リットル迄、点滴もソルデム1本~2本を単味でするくらいです。当然ながら、採血やレントゲンなどは、すれば施設の持ち出しになるので、行いません)

そこで、入院しますよと連絡しますが、家族は病気の心配よりも「病院は直ぐに出されるから、また、そちらに入所させてもらえますか?」という返事が返ってきます。

こちらとしても「いや、そればかりはその時の入所者数や待機している人の兼ね合いもあるので、何とも言えません。不明な点は相談員に相談して下さい」と答えますが、「いや、ここに入所してたんだから、退院したら、直ぐに入れてくださいよ」と、まるで、ババ抜きのババを押し付けあうが如くです。決して家で面倒を看るという発想は微塵もありません。

この掲示板を利用されている方々の中には、急性期や救急外来で昼夜を問わず、働かれている方、働かれていた方々が多数いらっしゃると思います。

でも、こういった家族の思いを知ってしまうと、病院に連れて行って皆様方に看護をして頂いているのが、本当に申し訳ないなぁと思ってしまいます。

皆様が一生懸命看護をなさっても、家族にしてみれば、いっそのこと、そのまま入院しててくれないかな、あるいは、また、施設に入ってくれないかなくらいにしか思っていない家族が多い現実に、何とも言えなくなってしまいます。

これって、私の働いている施設だけでなく、どこの施設(老健・特養など)でも同じなのでしょうか?

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コメント

10件/32

>yunaさん

もし、施設に入所出来ず、自宅に居ながら長患いしていたら、大事故になっていたかもしれないですね。亡くなったことをよかったと言っていいのか分かりませんが、少なくとも家族がこれ以上不幸にならなくてよかったかもしれませんね。

>みうみうさん

認知症が完全に進んでしまって、もはや誰がどうなっているのか分からない状態になっていたら本人としては苦しまなくて済むのでしょうが、帰宅願望が強い人で、でも家族としては・・・という人にとっては切ないでしょうね。自分の住んでいた家に居場所が無くなるわけですし。

>メンタルナースマンさん

精神科は実習で行ったのが最後ですが、カルテに貼っている写真がセピア色だったのを覚えていますね。それこそその方が入院した時は、今以上に精神疾患の患者さんに対しての偏見が強い時代ですからね。

確か、ほとんどの方の連絡先が、自治体の福祉課だったり、成年後見人だった覚えがあります。

現実から言うと

どこの病院・施設であっても

100%期限内に出せていない現状もあるだろうし

同じ様な悩みを抱えていると思います。

精神科は超長期入院者が多数・・・

精神科には30年・40年入院している人がいます。

いわゆる社会的な入院患者です。

これは誰が悪いという訳ではなく

国がそうしてきた現実だと思います。

最近では、精神科であっても

短期入院という概念に変わってきていますが・・・

家族としても数十年入院していた患者を

いきなり引きとって下さいと言っても

なかなか理解をして頂けない状況があるのが現実です。

家族から残念な言葉を聞く事も多々ありますし・・・

>29 桃の缶詰さんへの返信

そうですね。

自宅受け入れで家庭が崩壊したとしたら?

自分の事で家族がもめていたら?

あなたが高齢者であったとしたら、そんなの見たり感じたりしたいですか?

…受け入れた方だけが辛い、大変というわけではありません。

理解できる方なら、なおさら。

高齢者自身が一番つらく切ないと思いますよ。

今のように施設が十分に整っていなかった時代は在宅でお嫁さんや娘さんがお世話にあたる家庭が多かったと聞きます。

その時の大変さを知る方々が、自分の子供たちやお嫁さんには親の世話で負担をかけたくないとおっしゃることが多いように感じます。

確かに帰宅願望のある方はいらっしゃいます。けれど、施設で過ごすことでお互いにメリットがある場合もあるということですね。

高齢者にとって切ないと決めてしまうこともないでしょう。

数年前に亡くなった祖父の話です。

祖父は1人で暮らしていましたが癌であることがわかり入院して手術をしました。その間に認知症になってしまい退院後は一緒に暮らし始めました。しかし、父も母も日中仕事をしていますし、私も当時学生でした。日中誰もいない中、ガスをいじってみたり、外出して帰ってこれなくなったりしました。どれも大事にはいたらず、近所の人や警察のお世話にはなりませんでした。でも、いつ火事になるのか行方不明になるのか危険でした。母は介護職なので義理の父を入院中も一緒に暮らしていた際も一生懸命介護しました。でも、もともと一緒に暮らしていたわけではないし、日中1人にさせるのはかわいそうでした。

入院中から介護保険の申請をしていたので施設に入所することができ、入所者さんやスタッフの人と楽しく暮らしていました。父も母も引っ越しやらで疲れ切っていたと思います。癌は気付いた時点で末期、転移もあったので施設に入所して数週間で再度状態悪化し入院、すぐに亡くなりましたが、これがあと数年続いていれば本当に家族としてもしんどいですし、祖父本人も辛かったと思います。

いろんな家族の形や背景があります。本当に高齢者の家族を自宅で看るって大変なことなんだなと学びましたね。実際に体験してみないと分からない事でした。

>みうみうさん

そうですね。たしかに、帰ってこられたことによって家庭が崩壊するのが目に見えている家庭はありますね。

入所している高齢者にとってみれば切ないですが、入所していることによって救われている家庭がある現実もありますね。

>marさん

すいません、私が言いたかったことを代弁していただいてありがとうございます。私は経営者じゃありません。ただの一介の一ナースに過ぎません。

>のっちさん

そうですね。理想と現実はありますね。誰だって家に帰りたいですが、じゃあ帰れるかって言ったら帰れないですし。

どこでも一緒ですよ?すべての施設ではないと思いますが。病院だろうが施設だろうが(家族のための)社会的入院・入所は今に始まった事ではないですし、国の制度と現実にギャップが有りすぎるのが問題なのかな?って思います。僕も国が支援する在宅でってのは賛成です。だって家に帰りたいじゃないですか。ただ、誰が介護をするかっていったら家族になるわけで、その家族が倒れたら誰が介護するの?って話になるわけ。家族の介護が長続きしなかったら在宅で看るって出来ないんじゃないかなって思います。その手伝いが出来るのが病院であったり施設であったりするんじゃないかなって思うんだ。家族の思いと病院・施設・医療従事者の思いとのジレンマに挟まって日々働いてますが、僕は仕事だからやってるケアを、例えば自分の親に家でしなければならないって言われたら介護を続ける自信はないかもしれません。

>26 hiroさんへの返信

スレ主の投稿きちんと読んでますか?

「帰って来ては困る」は患者家族の考えだと書いてますよ。

スレ主が経営者だなんて一言も書いてないですし、この投稿のどこをどう読んだら怒りを感じるのか不思議です。

桃の缶詰さんは純粋な方ですね。

私も長いこと老健に勤めています。

帰ってきては困る…

では、なぜなのか?

その言葉の奥にはどんな意味が隠れているのでしょうか?

例えば。

国は在宅へ…と動いていますが、現実はどうでしょう。

超高齢社会です。80歳以上の方のご子息も定年後の方々です。

その方々も、もしかしたら要介護者の可能性は高いです。

そして、そのまたご子息は?

そのような年代の方々をご両親や祖父母に持ち施設でも在宅でもお世話しながらご自身の家族である子供さんやお孫さんの面倒もしていることがほとんどです。

身辺の世話だけでなく金銭面も関わってきます。

そして、核家族の多い現実。

住居の問題だけではありません。

消費税だけでなく、今後上がっていく税金、医療費の一部負担額は今後もじわじわ上がっていくと思われます。

年末調整なんて戻りはなくなっていっています。

扶養控除も減額かなくなる方向のようです。

金銭面でも、10年、20年前より負担は大きくなってきています。

その現実を抱えた方々が多いのではないでしょうか?

何がそのご家族にとってより良い選択なのか?

私は老健はそのお手伝いをしているのも役割のひとつだと思っています。

老健は治療の場ではないので、できる処置も限られていますが、受診では画像診断は介護保険でできます。

自費でも必要なら採血もしていただきます。

入院もその方に必要だからする。

そして、一人籍が空けば入所の予約待ちの方もいらっしゃるし、入院した方が施設に帰ってくることができるかと言う心配も事実。

一定期間は籍があり再入所可能です。

私たちは看護や介護のプロです。

あらゆる生活背景があるご家族が、そのプロのチカラを借りている。

それだけの事。

でなきゃ、ご家族が倒れたり崩壊していたりするかもしれません。

もしかしたら、その今の距離間が必要なご家族もいると思います。

その環境だからこそ良い関係のご家族もいるでしょう。

切ない事実もありますが、見方を変えればそれも事実。

決して悪い面ばかりではありません。

物事、一方から見るのではなくて、多面体で捉えてみると、いろんなことが見えてきますよ。

>未みっちゃんさん

年金目的、そうですね。高齢者・障害者は介護をしない家族にとってみれば、金の卵を産む鶏ですからね。生かさず殺さずですね。

>wachaさん

確かに病院に肺炎で送りますね。で、1週程度で帰ってきますが。

100歳の人は生きていること自体が奇跡なんだということが理解できないんですかね。

>たーちゃんさん

利用者が減るとっていうのはあるかもしれないですね。でも、ここはホテルじゃないんだからって。介護保険って40歳以上の人が強制的に払っている事実上の税金みたいなものですからね。

>めい子さん

PEGって本来ならば自宅でも家族が介護出来る筈なんですが、造設したら自宅に帰るのはもう無理ですよね。だって、在宅で終生面倒看ないといけないわけですから。

PEGも賛否両論ありますが、高齢者がPEG造設したら医療費は全額自己負担とかにしたらいいのにとか思います。まず、家族は造らなくていいって言うと思いますが。

>のぶぶさん

通所だと、また難しいでしょうね。アルバイトで何回か行ったことがありますが、使える薬は利用者が持参した薬くらいしか使えませんでしたね。使って、絆創膏かマキロンくらいでしたね。ゲンタシンくらいと思いましたが、やはり無かったですし。

独居だと、事実上通所に来ている時が生存確認みたいになっているでしょうね。

>lovelyluckyさん

食べ物を持ってこられる家族は困りますね。しかも他の入所者に配ったりするから、余計困るんですよね。飴とかは喉につかえるから止めてくださいって言っても、訪室すると、口の中がモグモグしてるんですよね。

>健三さん

そうですね。大事な家族でも、その人が居ない時間が長くなればなるほど「居ない」ものとして生活が続きますからね。ましてや要介護の人が帰ってきたら、生活全てが狂いますからね。

私としては、入所している人が穏やかに過ごして貰えればいいと思っています。ただ、具合が悪くなったとしても、面倒が看れないなら、濃厚な治療を望むことだけはやめてほしいですね。

>ベンツとコナツさん

昔の方なので、お子さん(と言っても皆さん50~70代の方が多いですが)が4~5人といらっしゃるんですが、誰か1人でも延命と言ったら、多数決ではなく、そちらが優先なんですよね。

割と普段から面倒看ている方は、もうこれ以上濃厚なことはしなくていいですって言うんですが、たまにポッと来られた人が、引っ掻き回しますね。

以前、救急外来で勤務してました。必ず施設から看護師や介護者が付いて救急搬送される方が多かったです。肺炎や尿路感染なので病院ではフルコースで治療を行いますが、この患者さんにとって最善の治療なんだろうかっていつも疑問に思ってました。さらに、施設に戻るために胃ろうを作らないと帰れないっていう現状。私は、そんなの嫌です。

嫁ぎ先の祖母を私は家で看取ってあげたかったのですが(その時は休職中だったので)実の子供達が大反対してあっという間に療養型の病院に入れてました。面会に行った時も、家にいる時よりさらに表情がなくなり悲しかったのを覚えてます。

まとまらなくてすみません。