患者より先輩を気にしてしまう。
- 2014/06/09 04:27
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私の勤務する病棟で。先輩方によく、「私が新人の頃は…」と言われ新人時代の苦労話を聞かされます。1年間残業代なしで日付が変わるまで勤務したこと。看護師は勿論、医師や他職の方もいる前で罵声を浴びせられたこと。たくさんの苦労があったから今働けている。それに比べて今は甘すぎる。こんなに丁寧に教えているのにこの時期にこれもできないなんて、なぜ一度で覚えられないのか、と。そして先輩方の話題の中心にされます。「あの子は随分ひどい…。」と。
また、年配の看護師には「若い子にいろいろ言われるからちゃんとしなさい。」と言われ、若い看護師には「先輩に言われるからちゃんとしなさい。」と言われます。看護師はずっと、先輩・後輩に気を遣い続けるのでしょうか。
先輩方ははっぱをかけているのかと思いますが、自分がされて不快だったことを同じように新人にするのはなぜなのか理解できません。学生時代の実習先の看護師も、そのような方がほとんどで、なぜそのように指導するのか疑問に思っていました。
私は人に強く言われると怒られているという感覚が大きく話の内容が飛んでしまいます。人命に関わる仕事だからこそそれを乗り越えて頑張ってほしいとの考えかと思いますが、受け入れに苦労している私は看護師失格なのでしょうか。
正直、指導方法が違ったらもっと頑張れるのではないかと考えてしまいます。
大切な患者よりも、今は先輩の目が気になります。「また怒られる。話のネタにされる」との感情が強くて本来の看護ができている気がしません。勉強が辛いのではなく、先輩とのコミュニケーションが何より辛いです。休憩時間が何より苦痛です。これは看護師でいる限りずっと続くのでしょうか。
先輩方は今の私よりも悩み、勉強を重ね相当な苦労をされてきたのかと思いますが、新人教育についてはどのように考えているのか知りたいです。今実習に来ている学生さんに対しても先輩方は厳しいです。私は後輩ができたら自分の対応は適切だったか、もっと分かりやすい表現はなかったかを追求して対応したいと思いますが、考えが甘いのでしょうか。

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