エンゼルケアでの化粧
- 2014/12/25 18:11
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「つぶやき」で化粧品の使い方なんかわかんねえとつぶやいたとたんに使うことになりました。
長く在宅療養をしていらした高齢の女性で、ご主人と二人暮らし。
主治医の確認が終わったあと、ご主人と二人でエンゼルケア行いました。
患者様は女性で、夫と看護師とはいえ男性二人が女性の処置をするのもどうなのかなと思いつつも、「○○さんにはいろいろお世話になったなあ。俺が体拭こうかと言っても、明後日○○さんがくるからその時に拭いてもらうからいいって言われちゃったりしてさー。最後の最後も○○さんにこうやってもらって、きっと喜んでるよ、こいつ。」などとありがたいお言葉をいただきながら、PEG抜去、清拭、更衣とすすんでいきました。
ひととおり終わったところで、「!」
「お化粧どうします?」と聞くと、ご主人は「きれいにしてやりたいけど、俺はやったことないからなぁ。」と。
娘さんやお嫁さんでもいればお願いするところなのですが、あいにく遠方に住んでおり、連絡はしたけど、まだまだ時間がかかるとのこと。
「道具はあるんでやりましょうか」と言うと、「男でも看護師さんは化粧もできるのかー。たいしたもんだ。」と。
(いや、やったことないし… 嫁さんの化粧もっと見とけばよかった…)
とりあえずがんばりました。
前置きが長くてすみません。
で、ちょっと教えてほしいのですが、ファンデーション(?)を顔に塗る(という言い方でいいのか)のですが、なんだか妙に粉っぽくなってしまったのです。
もちろん生きている肌と死後の肌とでは化粧品ののりも違うのかもしれませんが、それにしても粉っぽくて。
化粧品が悪いのでしょうか?それともやり方が悪いのでしょうか?
あと、口紅って唇の色のついてる部分のみに塗ればいいのでしょうか。口を閉じて正面から見える部分に塗ればよいのでしょうか?
細かいこと考えすぎと言われそうですが、きちんとやろうと思うとどうしても気になってしまうのです。
唇の内側はどこまで?とか。
眉毛書くって、眉毛あるじゃん…とか。
チークって頬のどのあたりにつければいいんだとか。
誤解のないようお断りしておきますが、決して死者を冒涜するつもりはありません。自分なりに真剣に死化粧をほどこすうちに、考えれば考えるほどわからなくなってきて。
今日のところはなんとかうまくまとまったと思いますし、ご主人からも「いやー、きれいになったなぁ」と言っていただいたので一安心なのですが、一応「娘さんがいらっしゃったら、直してもらってもいいかもしれません」とはお伝えしてきました。
くだらない質問とお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、何かアドバイスあればお願いいたします。
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本当に終了しますか。