訪問看護、訪問診療に携わっている方へ
- 2015/01/07 18:49
- 1,547アクセス
- 9コメント
往診や訪問看護のクリニックに転職し、在宅療養をされている方のご自宅などに伺っていますが、ご自宅でのお看取りを含めて依頼されることも多いので、予想以上に亡くなる方が多いと感じています。
何度もお伺いしていた方と「来年もよろしくね」とご挨拶し、それが最後だったことが続いたこともあり、悲しいやら切ないやら、ご家族はどうしているだろうかなど、頭も心もついていきません。
病院勤務時ももちろん、病気ではなくその方自身を看るように心がけていたつもりですが、今と比較すると、「患者さん」としての要素を強く感じていただろうと思います。今は、生活の場で療養する姿を拝見し、患者役割以外の様子やご家族との関わりも多く知った上でのお看取りなので、遠い親戚が亡くなってしまったような、そんな感覚が近いです。
デスカンファができればいいのでしょうけれど、クリニック自体が比較的新しく、運営に関するシステム自体を再構築するために常勤スタッフが精いっぱいな状況で、私を含めた非常勤のスタッフは日々の業務を滞りなく行うこと必死です。雰囲気はいいと思いますが、家族やケアマネとの連絡調整についての相談をするぐらいの時間的余裕しかありません。互いに往診などに出ていてメモでしかやりとりできない日もあり、自分の仕事はあれでよかったかなと思いながら帰宅する日もあります。
また、患者さんのお宅に伺う看護師が基本的には自分だけということも少なからずプレッシャーで、担当患者がたくさんいる感覚にも疲れつつあります。自分が気づかなければ、報告しなければ、状況が好転するきっかけや悪化の兆候を見逃してしまうのではないかと気負ってしまいます。病棟の時はプライマリーとしての担当患者は2~3人でしたし、他の看護師も担当していましたので、その安心感が大きかったのだと気づきました。医師の往診に帯同している場合でも、自分が一緒に行っている意味を探し、なんだか落ち着きません。
入り込み過ぎるかどうか以前に、なんだかしんどいです。
私のように感じてらっしゃる方はいませんか?またそうではないという方もいらっしゃれば、ご意見を伺えればと思います。
(退会者)
このトピックのコメント受付を終了します。
一度受付を終了すると、再開することはできません。
本当に終了しますか。