ありがとう。そして、ごめんなさい。
- 2015/01/28 13:00
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なにんもゼロの若僧から主任になるまで育ててもらった職場。人生の半分以上をこの職場で過ごさせてもらいました。
色々学んだけど、色々学んだことによって自分の器量の薄さを見せつけられ、上層組織からの重圧、意見を言えなくなってしまった詰所のモチベーションを上げることができない重圧と責任感。
やりたいことができない葛藤と、やらなければならないのにできない葛藤から、いつしか頭には『逃げたい』の文字しかなかった毎日。
それでもスタッフはこんな私を応援してくれていました。
みんな、言葉にはしないけど『あんたの言うことならば!』ときっと不満はあるだろうに黙々と協力してくれていました。
でも、私はそんなスタッフを差し置いて、やはり責任の重圧から逃げるを選択してしまいました。退職です。
恩を仇で返す、ってこんな時に使う語句なのでしょうね。
みんなに協力してもらってこその今がある、のにも関わらず。
詰所のモチベーションを上げて活性化。患者様や家族様に看護サービスを提供して、そしてスタッフもやりがいを感じ、仕事が楽しいと思える環境作り。
それには、上層部との架け橋的役割をしなければならない主任の役割。
私には不可能で致命的な課題でした。
情けないことに、できないことを何かの責任にしたいのであろう、スタッフに愚痴ばっかり吐いてしまう私。
立場上絶対にやってはならない行為。
今になって思うと、私自身の言動が詰所のモチベーションを下げていたのかも知れません。
誰にも相談せず、退職する、と吐いても、みんなそんな私を心配し理解してくれました。
みんな、ありがとう。そして、ごめんなさい。
一生感謝。忘れません。
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本当に終了しますか。