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看護師になった理由を思い出した

  • 2015/03/17 16:35
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  • 9コメント

何度か投稿させていただいてます。

今年の4月で2年目になる看護師です。少し語らせてください。

この1年慣れない看護業務に追われ、心身ともに疲弊し自分自身なんで看護師になったのかわからなくなっていました。

結果、毎日を淡々と業務をこなしその日が無事に終わればいいや。なんてことを考えながら仕事をしていました。今考えればとても恥ずかしいことなのですが…

でも、先日はっとすることがありました。

癌でターミナルに徐々に近づいているAさんを夜勤帯で受け持ちました。その人はいつもにこにこ笑っていて自分のことよりも他人を気にかける。といった性格の患者さんです。

その日のAさんは、38℃台の熱発がありました。Aさんにさまざまな処置をし、落ち着いた数時間後に巡視に行くと、声を押し殺して泣いていたのです。傾聴するとAさんは

「私はまだ生きていたい。まだ家族と離れたくない。でも家族に弱音をはいたら心配させちゃうから。でも、熱もでちゃったし。私はもうだめなのかな。って思ったら辛くて。泣いちゃってごめんなさいね。でも、死にたくない。」

と訴えられました。私は傾聴することしかできず、声かけも悩んでしまいうまく声をかけていくことができませんでした😿

その時に、私は(こーゆー患者さん達を支えたくて看護師になったんだ。今まで何してたんだろう。)と改めて気づいたと同時に自分の不甲斐なさを感じました。

この件があってから、緩和ケア看護を学びたいと目標ができました。これからも頑張っていきたいと思います。

みなさんはこのような時、どのような声かけを行っていったらいいと思いますか?

(退会者)

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