新人さんの陰口...。
- 2015/04/29 23:26
- 12,644アクセス
- 44コメント
今年度から4年目になります、助産師です。
うちの病棟は産婦人科+他科の混合病棟で、固定チームナーシング制です。
今年は看護師(Aさん)と助産師(Bさん)の新人さんがひとりずつ配属されました。
今は二人とも主に看護師についてもらい病棟業務や看護技術について先輩から指導を受けながら、部屋の受け持ちをしています。
私とは勤務の都合で、この1か月二人とは関わることはなかったのですが、いつか私もフォローとして業務を行う機会もあるだろうと思い、進捗状況について、この前の夜勤で他のメンバーや先輩に話を聞いてみました。
すると、出るわ出るわ、陰口。
例えば
*Aさんは看護技術や観察すべてが雑。
*Bさんは情報の取り方が甘い。
*注意されても傲慢さが目立ち、謙虚さがない。
*注意されたり、見学したことをメモしているのに活用できていない。
*勉強不足
などなど...。
でも、みんな新人のころがあり、たくさん迷惑をかけ、泣きそうになりながらも、毎日耐えて、たくさんの患者さんや業務にあたり、時にはアクシデントを起こしながらも、ひとつひとつこなしていくうちに、自分なりの看護のかたちができていったのではないかと思うのです。
私も今はこんなにえらそうに文章を書いていますが、不安だらけで、病院に行きたくないって思ったり、迷惑ばかりかけ、時には厳しい指導を受けた新人時代がありました。
みんな自分の新人時代を棚にあげて、批判ばかりするのはなんか違うんじゃないかと思います。
こんな陰口が出るので、私が新人時代はなんて言われてたのかって思うとぞっとします(笑)
その陰口を言ったのは、その新人さんたちに関わり、指導にあたったからこそ、その新人さんたちの個性が見えてきて、それに対して直した方がいいのが見えたのだと思います。それなら、あえて厳しく言葉にして伝えればいいのにって思います。
それが先輩の役目ではないでしょうか。
批判なら誰でもできます、でももうちょっと勇気を出して、新人さんに成長してほしいなら、批判から指導に方向転換していく方がお互いに気持ちよく業務あたれると思います。
まだ機会はないですが、私も先輩となった今、指導のあり方について考えてみたいです。
また、謙虚な指導のあり方ってなんでしょう?
以前にも謙虚さと積極性の兼ね合いについて、ラウンジに投稿しましたが、改めてご意見をいただきたいです。
よろしくお願いします。
りんごさんこのトピックのコメント受付を終了します。
一度受付を終了すると、再開することはできません。
本当に終了しますか。