ターミナルの苦痛
- 2015/05/28 13:54
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看護師になって2年目の若輩者です。
悩みがあって、ここに投稿させていただきました。
働き始めてから、何人かのお見送りをさせていただいたのですが、
ターミナルの方への接し方というか、本当にこれでいいのかというところがいつもわからなくて、難しいと感じています。
とある準夜の時なのですが、ターミナルのとある患者さんから
「しんどいから殺してほしい」
「お願いだから、この苦しいのをなんとかして」
「助けて。もうこんなの嫌だ」
と激しい苦痛の訴えがありました。
塩モヒの持続静注で疼痛のコントロールをしていましたが、
疼痛も呼吸苦も倦怠感も、軽減できていませんでした。
患者さんの必死の懇願にも何もできず、準夜帯の忙しさも相まってそばにいて訴えをゆっくり聞くことさえできませんでした。
時間があれば訪室して、汗を拭いたり、希望があればその希望にできるだけ沿えるようにしたつもりですが、最後まで『苦痛』は軽くならず、訴えは続きました。
自分の無力感というか、罪悪感というか、やるせない気持ちに苛まれました。
主治医になんとかできないかと相談して、私の準夜の翌日から塩モヒを増量することになり、結局最後は眠るように旅立っていかれたのですが、苦痛ってそういう風にしか取れないんでしょうか…
医師の指示でしか苦痛をとる方法がないのでしょうか。
どんなに傾聴しても、温罨法しても、冷罨法しても、マッサージしても、環境整えても、苦痛はなくなってくれませんでした。
どうすれば、看護で苦痛が取れるのかわかりません。
まして人が少ない夜だと、あれこれすることがあって、時間に追われて、話を聴くことさえまともにできず、今がしんどい患者さんの声に、ちゃんとした傾聴すらできませんでした。
要領が悪いのは自覚するところですが、何をどうすれば良かったのか、本当にわかりません。
まとまりのない長文で愚痴みたいになってしまってすいません。
もしよろしければ、皆様のご意見をいただければ、と思います。
木々見カキマさんこのトピックのコメント受付を終了します。
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本当に終了しますか。