希死念慮のある若年患者の一般病棟での対応
- 2015/06/09 22:15
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躁うつで、希死念慮があり、
自殺未遂で救急搬送された若年患者。
今までにも離院したことがあり、
離院注意となっていました。
処置が行われ、目をさますとごそごそ。
タバコを吸いたいと荷物をごそごそ。
若年であるがゆえ、目がさめるとすぐに動けてしまうのです。
できるだけ注意はしていたのですが、
検査だしや入院対応などが重なり、
かなりばたついていて、目を離していた一時間ほどの間に離院。
病棟全体がばたついていたため、
離院に気づく人はいませんでした。
また一般病棟のため、患者や面会者の出入りの把握などもあまりできておらず。
結局は病棟中を探し回り、見つからず、
近くの飲食店で友人たちと談笑しているところを発見されました。
一般病棟での、このようなADL自立の若年患者の
離院予防にはどんなことができるでしょうか?
おそらく、認知症高齢者など向けの離床センサーなどでは乗り越えてしまい、対応できなかったと思います。
また、薬物大量内服で搬送されましたが、
カバンの中からは、大量のロキソニンが出現。
一見、関係のないようなお薬でも預かりしてるほうが良いのでしょうか?

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