疲労が溜まっている看護師さんご意見聞かせてください
- 2015/07/06 02:10
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ある調査では勤務している看護師の75%は「辞めたい」と思いながら仕事をしているそうです。みなさん、いかがですか?
私は、26年看護師をしていましたが退職して3年になります。
子どもが小学校に入学するタイミングで辞めましたが、続けていたら家庭崩壊になっていただろうと思います。
毎日残業で子供の保育園のお迎えの手配を主人や近所の方に頼み、持ち帰りの仕事もありヘトヘトでした。正式に申請してはいませんでしたが100時間は残業していました。
あのとき心疾患や脳血管疾患、うつ病になっていたら労災申請できたでしょう。
辞めて疲労も無くなりめでたしめでたし?自分だけ楽な生活になって、それでいいのだろうか?
いや、「辞めたい」と思いながらへとへとになりながら仕事している看護師さんがたくさんいるのでは?
看護は好きなのに過酷な仕事のために続けられない、そんな看護師がたくさんいるのでは?
WLBの浸透も大事でしょうが、非正規雇用や短時間労働者が増えれば増えるほど、正規職員の負担が増えます。
特に中堅のリーダー格の看護師さんは、新人指導や委員会、チーム運営、看護研究などなど、患者さんへの看護以外に多くの役割を担わななければならず疲弊していると思われます。
去年7月、NHK名古屋放送局でも看護師の疲弊をテーマとした番組が放映されました。
このままでいいのでしょうか?
何とかならないものでしょうか?
社会保障費を確保し保険点数改定によって看護要員に関する点数が増えなければ人員増は見込めない。だから、看護協会が政治を変えるまで我慢するしかないのでしょうか?
その間に、労災申請しなければならない病気を発症したり過労死してしまうような状況がこのままでいいのでしょうか?
そんなことを危惧する私は心配性なだけなのかもしれません。
しかし、少なくとも身近な看護師さんたちは疲れ切っています。
心を病み、それでも精いっぱい勤務している友人。
知人の看護師さんは専門分野を担っていて多忙だったせいか、休日の明け方自宅トイレで亡くなっていました。
看護要員が増えるのに時間がかかるなら、今、疲れている看護師さんを癒すこと、そんなことを考えなければならないのではないか?そう思っています。
いくつかの大学病院には従業員のためのリフレッシュルーム(マッサージルーム)があり、仕事帰りにマッサージを受けられる福利厚生があるそうです。
派遣看護師一人に100万の経費を使うなら、今いる看護師が辞めないように看護師を大事にすることに経費を使った方が病院の質を維持するためにも有意義なのではないかと思います。
「疲れた~~」と感じているうちはいいですが、慢性的な疲労は「疲労」として認識できなくなります。そのために過労死してしまうほど仕事をしてしまうのです。
組織の中核を担う中堅看護師の退職を防止するためにも、中堅の看護師の疲労状態を改善することは、今、重視しなければならない課題だと思います。
看護師の疲労を癒す、そんなプロジェクトが必要な時代だと考えるのですが、みなさんいかがでしょうか?

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