訪問看護と女性として
- 2015/07/06 21:50
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初めまして。訪問看護を始めて1年目の精神科訪問看護師です。病棟での経験は7年です。病棟での看護に憤りを感じ、看護師として成長するために、訪問に出ました。
しかし、半年経った現在、あの頃のギラギラしていたエネルギーは無くなってしまいました。長くなるのですが、お目を通して頂き、叱咤激励頂ければ嬉しいです。
私が働いているステーションは所長と私が常勤で、立ち上げて2年目のステーションです。
現在の職場に就職するきっかけは、所長から声をかけて頂いたことでした。所長とは以前より顔見知りで、前職場の事で相談に乗って頂き、ご迷惑をかけました。そして、私に自分の所に来ないかと再就職の声をかけてくださいました。事務所として体を成してないので、苦労をかけるとは話してくださり、当時はかなり悩んだのですが、所長に恩義を感じていることもあり、現在の職場に就職することにしました。現在の職場は他にパートさんが複数名いらっしゃいますが、お会いはしていません。訪問形態が直行直帰であり、事務所に寄ることがないのです。
訪問自体は電動自転車を支給されているので、それで行っていますが、自宅から離れた所であるので、一日の大半が移動でつぶれてしまいます。訪問件数も1日3~5件です。そのために、給料も手取りで19万円です。この金額はこの件数にしてはかなり多い方だと思います。
しかし、です。私の年齢は31歳です。これから結婚もしたいです。子どもも欲しいです。親孝行もしたいです。ですが、この金額では難しいと思います。アルバイトをしようかと思いますが、開始時間も終了時間もバラバラなので夜勤バイトもままならないです。今は休みの日に一日バイトに行くつもりではあります。
また訪問の格好は普段着なのですが、自ずと動きやすい格好になり、日焼け対策のためのサンバイザーを加えると、いかにも「おばちゃん」という格好になってしまいます。訪問があまりに遠いところでは電車も使用します。すると、周りの同年代の女性が羨ましく感じます。かわいらしい服装で香水の臭い。私の方は、汗まみれでダサい格好で、日焼けからシミ。同じ女性として悲しくなります。そして卑屈になってしまいます。卑屈になるとドンドン感情が醜くなっていきます。30代という貴重な時間をこのように過ごしていいのか悩んでいます。
訪問看護自体は「訪問看護の醍醐味」みたいなものを見つけていないうちは辞めたくないと思っています。利用者さんからのポジティブな反応をいただき、嬉しくなることもありますが、毎日「何やってるんだろう」「このままでいいのか」と思うことが増えています。私としては、利用者さんの前では、プロとして自身の感情と看護師としての感情は切り離しているつもりですが、利用者さん達は敏感です。このままでは、看護にも影響しかねないと思います。なので、皆さまの経験などから、このような心持ちに対して、どうしたらいいかご助言頂きたく投稿させていただきました。
追伸
この道を選んだのは私自身です。誰のせいにも出来ないです。私の不甲斐なさが原因です。そのために、投稿を読まれて不快な思いをされた方がいらっしゃいましたら申し訳ございません。

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