末梢点滴と抗生剤直列、側管入れず
- 2016/01/26 09:13
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最近療養型病棟に就職(中途採用)したちょっと古株の私ですが、新しい職場での点滴の仕方が初めてみた形で悩んでいます。ふつうベースの点滴ラインがあって抗生剤は側管(三活だったり、閉鎖システムだったり)から決められた時間で1日2回とかが普通だと思っていました。新しいところでは全て直列で行い、側管や側管ラインはコスト減のために使わないのだそうです。つまり例えばベース維持液500ml 2本と抗生剤CTRX 1g (生食100ml)2本だと、どうするか。
朝9時から抗生剤1本入れて、終わったらベースの維持液(ソリタT3これは配合変化しないそうです)500ml 2本を午後3時くらいまでやってこれが終わったら2本目の抗生剤を1本やってその後、生食ロックという手順です。
これだと結果的に朝夕抗生剤やって維持液も入っていますが、なにか違和感がありませんか? ベースの時間量とは別に時間通りに抗生剤入れるために側管から入れるんじゃないですか(もちろん配合変化があるときは対応します)? これでは日勤帯で夕方の抗生剤いれるために維持液がおわらなそうだったら点滴早くしてまでむりやり直列で全部入れている感じです。
維持輸液はそれ自体栄養と水分補給の目的もありますが、基本的な考えとして静脈路のベースであるという(側管つけてここからいろいろ治療薬を入れる)役割があるのではと思っていました。ACLSやJATECなどの救急の場では側注しますよね。
いまのところのラインには側管(閉鎖式であろうがなかろうが)がないので、高齢者が急に具合が悪くなったときに他のナースはどうしているんだろう?と疑問です。他の病院でこういう抗生剤直列で側管使わない職場に勤めているかたいたら教えてください。
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