1. トップ
  2. しゃべる
  3. フリートーク
  4. 高齢者の独居 医療と福祉の限界について

高齢者の独居 医療と福祉の限界について

  • 2016/04/03 18:14
  • 1,497アクセス
  • 11コメント

新人の当初ER・EW・ICU・CCU、災害など数十年務めた後、現在は育児・家事に追われ、家庭の事情もあり7年ほど前から在宅中心の仕事を行っているものです。任務の詳細は慎ませていただきますが、高齢者が対称な職務についているので関連して日々様々な葛藤を抱えています。

 高齢化の深刻さはすさまじく少子化の問題と絡み10年後の心配をすれば、わが子の将来を想い不安と恐怖さえ感じてしまいます。そこへきて消費税も増え、収入は上がらず(常勤ではないので)消してわが身も裕福な暮らしもできずつつましくやりくりしています。

今回ここへ投稿したのは、皆様のご意見を伺いたかったからです。福祉・在宅関連で勤務されていらっしゃる方のご意見をうかがえたら嬉しいです。

医療機関でも高齢化は深刻化しているとは思いますが、在宅介護の問題も絶句する現状が多々発生しています。核家族化で、老老介護はまだいいほうで、独居で親類縁者とは絶縁状態の高齢者の多さに驚きます。生保も受給できない微々たる年金で家から買い物すら行けない(足腰が弱り重い荷物も持てず、バスや電車もない中途半端な田舎町ではネット通販すら使えず食料さえ困る状態の方)ので結果、一時入院→退院後介護保険の利用に至ります。それでもまだ、意志もあり、生きたいと願い、介護レベルを維持できる方はいいのです。ですがどんなに行政にも訴え、介護保険でサービスを入れ、近隣の方々の助けを借りても、親類縁者と絶縁されるほどの方はそれなりに、独特の個性があり、介護保険のサービスでは賄えないわがままともいえる主張を繰り返し、結果寝たきりとなり、いわゆるごみ屋敷となり、(訪問介護なども時間制限の限界もあるのでボランティアでの援助まではできない)それでも尚、介入しないわけにもいかず、いわゆる生きながらえる術を、模索しなくてはならない。孤独死の発見の遅れはその地の行政の問題になるからです。ですが、こうした方々にかかる時間・費用(介護保険料)・人手と時間も膨大化する一方です。

正直、個々の命の重さは同じだと思う反面、どこまででも、独居で身寄りもなく、本人の意思も確認できなくなってなお、寝たきり介護老人が増え続けたらと思うとやりきれない思いも感じつつ、こうした現状をお国のお偉い方々が実態を把握しているのか?今後の日本はどうなるのだろうと真剣に不安です。

この分野に携わる他の皆さんはこうした不安を抱かれたとき、どう向き合っていらっしゃいますか?

非公開さん

このトピックには

11のコメントがあります

会員登録(無料)すると

コメントをお読みいただけます