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気管内吸引について

  • 2016/09/24 18:33
  • 6,941アクセス
  • 36コメント

私の病院では挿管や気切のされてない患者さんに対して気管内吸引が当たり前のように行われています。気管内の吸引をしないと患者さんが窒息するという根拠のもとです。

でも私は絶対にしません。気管内は無菌操作が原則ですよね?鼻腔口腔内に触れた不潔なチューブを気管内に入れるのって肺炎を起こす原因になるし、上気道の痰が逆に気管内に落ち込むリスクもあると思います。

気管内に溜まってる痰を吸引したいときは咳嗽で上げるように根気強く行っていますが、同僚には呆れられてます。

窒息して亡くなるリスクと肺炎を起こして亡くなるリスクを考えると後者のほうがリスクが高いと思うのは私だけでしょうか。咳嗽が出来ないほど弱っている患者さんなら尚更です。

それに自分自身の身を守ることも大事だと考えてます。万が一家族に訴えられた場合、基本を無視して不潔操作で肺炎を起こして亡くなった場合と上気道吸引を行ったが窒息して亡くなってしまった場合、基本を忠実に遂行していたほうが責任も少ないのではないでしょうか。

今まで勤務してきた病院で看護技術マニュアルに気管内吸引の方法が書かれているマニュアルがあった病院は一つもありません。当然挿管患者、気切患者の吸引については別のマニュアルがあります。

つまり気管内吸引をするのってその看護師の独断によるものですよね?看護はマニュアルどおりにはいかないというのは理解していますが、私はマニュアルはとても大切だと考えています。マニュアルを無視して何かを起こした場合、誰も守ることはできません。

気管内吸引の批判のような内容になってしまったので気を悪くした方がいたら申し訳ありません。

私は気管内吸引は反対ですが、患者さんを助けたいという思いのもとに行っているということは理解しています。

皆さんの考えを聞かせていただきたいです。

iruさん

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