今時の新人教育について
- 2016/10/16 00:48
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今時の新人教育は、『叱らない、褒める』が主流ですし、うちの病院ももれなくその教育方針です。
しかし、実際に病棟で指導をしていると、『叱らない、褒める』だけではやっていけない現状があります。
受け持ち患者の処置の仕方がわからない、昨日も受け持っていたのにうまいことウヤムヤにしてスルーし、今日になってウヤムヤにできなくなったから『初めから最後まで、物品準備含めた実施方法、その後の患者の観察まで全部教えてください』ということに対し、叱らない教育方法で言うと、『全て教えてから先輩がやって見せ、理解できたか確認して新人にやらせてみる。実施後褒める。』だそうです。
インスリン専用注射器の存在も知らず、『こんな注射器あるのを初めて見ました、これは皮下注ですか?筋注ですか?どこに打つのですか?今から行くから打つことろ見ててください』と言われ、『自分の言ってることの無責任さがわからないの?打ち場所もわからない注射なんてさせられません。実施するなら事前に調べましょうといつも言ってるはず。』と実施させなかったのですが、今時の教育方針とズレていると叱られました。
それでもわたしは、最初から最後まで全てを教え、やらせてみて『偉いね、できたね』と褒めるべきだったのでしょうか…?
みなとさん
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