初夜勤を終えました

4月入職の新人です。人生初の変則二交代の夜勤から帰宅し、すぐ寝て先ほど目を覚ましました。ひと晩先輩についてオリエンテーションしてもらうだけの勤務でしたがかなり濃厚な17時間だったため、すこし自分の整理のためにも投稿してみます。

日勤では看護師がチームを組んでそれぞれのチームで受け持つ患者さんが決まっているのですが、夜勤では若干シャッフルして普段見ない方も担当するので未経験の技術を幾つか見せてもらうことができました。また日中ならわかりやすい観察も、夜間の懐中電灯の明かりの下ではとても難しいことも実感しました。

そしてなんと言っても、人生初の看取りとエンゼルケアがあった事が最大の出来事だったと思います。

心電図モニターに写る数字が今まで見た事がないレベルに低下していた時や、先生が死亡確認をした瞬間、先輩が身体を清めていた時などは冷静に観察したりステーションで待機をしていられたのですが、朝日で眩しいなか患者さん、ご家族、葬儀社の方をエレベーターで見送り終えた瞬間にぼろぼろと泣いてしまいました。何度かケアを担当した方がこんなにあっさりと居なくなるなんてと、それに新人の私はどんな看護ができていただろうと、何とも表現できない感情になりました。

その後はなんとか冷静さを取り戻し、勤務は居眠りもせずインシデントもなく無事に終えました。オリエンテーションをしてくれた上司には「少しの力だったかもしれないけど、いてくれて助かったよ。今夜の勤務はきっと一生忘れないね」と振り返っていただき、帰路について今に至ります。

長い長い夜でしたが、今まで知らなかった看護に幾つも出会えた大切な時間でした。

もしよろしければこれからの参考にしたいので、みなさまの初めての夜勤や忘れられない夜勤のお話を共有していただけたら嬉しいです。

とりとめのない投稿で失礼しました。

あつさん