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新人さん伝えたかったこと

  • 2017/09/28 21:37
  • 1,391アクセス
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私は救急外来勤務で、うちの病院は新人さんを各部署に体験(ローテーション)させてから、9月に配属を決めるという方式。

救急外来に新人さんの配属はありませんが、2日ほど一般と救急外来に回ってきます。

関わる時間が少な過ぎるのと、後輩指導に不慣れなので、私個人的に消化不良で。

なので、この場を借りて伝えたかった事を書きます。

おそらく、あれもこれも勉強しなくちゃいけないし、人間関係に凹んだり、患者さんとの関わりに日々心を傾け、自分自身の無力さや不甲斐なさに心を痛めているかと思います。

それは、仕方ない事です。

最初から人生経験豊富な患者さんや家族に、どんなに豊富で最新の医療知識があっても、上手くいかないのは当たり前のことです。

立派にこなしているように見える先輩だって苦慮すること。

どうか、落ち込まないでください。

何も出来ない自分に落ち込むのではなく、こんな自分でも出来ることがあるはずと、視点を変えてみてください。

新人さんだから気付けることがあります。

もし、何から手をつけて良いかわからない、勉強してもたくさんありすぎて覚えきれない…などと困っていたら。

バイタルサインをみられるようになる事を心掛けてみてはいかがかと。

バイタルって、ルーチン作業にしがちですが。

バイタル測定プラスコミュニケーションで、患者さんの心も知れます。

例えば、この患者さんの状態で熱が上がってきたら…、脈が早いかも…、顔色悪いな…、何か言いたそうだな…、声を出し方がなんかいつもと違うかも…

たくさんの情報が隠されています。

本を開くと、通り一遍にバイタルの正常値があって、そんなのわかってるよって思う。

病態生理や術式などの本をみると、ホルモンや酵素やらの仕組みやドレーン管理を把握しなきゃって思う。もちろん、それも必要なことです、絶対に。

何が言いたいかって、普段関わる看護師が感じるsomething strangeこそが、医師ではない看護師の役割だと思うからです。

ルーチンのバイタル測定と無駄話だって、重要な観察で、それが一番出来るのは新人さん♥

これだって充分武器になります。

あとは、社会人として、人間関係も上手にやりつつ、信頼出来る先輩を見つけて可愛がってもらうこと。

…長々語りました😌

(退会者)

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