アサーティブコミュニケーションって?
- 2018/02/05 03:01
- 829アクセス
- 2コメント
アサーティブを使ったコミュニケーションって、実際、どうなのでしょうか?
アサーティブは、学生時代に、「相手も尊重した上で、誠実に、率直に、対等に、自分の要望や意見を相手に伝えるコミュニケーション」ということで、有効な方法だと習ったことはあるのですが・・・。
私の上司が、スタッフを叱責する時に、いつも言うのです。
「私は悲しいわ」とか「私はどうかと思うわ」とか「私からみたら、いかがなものかしら」
まさに、上司の言っていることは、アサーティブの言うところの「Iメッセージ」ではあり、間違いではないとは思うのですが、なんだか、裏の思いやそんたくを、
暗に要求しているように思えてならないのです。
「私は悲しいわ」というのは「私を悲しませないで喜ばせる働きをして」
「私はどうかと思うわ」というのは「私の気に入るようにして」
「私からみたらいかがなものかしら」というのは「私の希望とは一致しない」
アサーティブは、同立場であったり、下から上(後輩から先輩、看護師から医師)みたいな時に有効であって、上司からスタッフに言うのは、なんか変な意味合いになっている気がします。
「あなたが遅刻してきちんと勤務にあたれなかったのは私は師長としてとても悲しいわ」なんて言うより、はっきり「あなたは遅刻しないよう、ちゃんとしなさい」と言ってもらったほうがいいです。
上司が部下に指示したり、命令したり、意見する時は、論理的に明確明解にきちんと言って欲しい。そこに「私」の感情をぶっつけないで欲しいのです。感情論で業務をするのではなく、事務的に言って欲しい。
私の考えは、今の看護教育と逆行しているのでしょうか?

このトピックのコメント受付を終了します。
一度受付を終了すると、再開することはできません。
本当に終了しますか。