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吸引・嘔吐反射・状態悪化

  • 2020/08/17 18:30
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  • 6コメント

老健で働いています。

数ヶ月前に、誤嚥で状態が落ちた利用者様がいます。

一旦、状態は回復したのですが、最近また状態が落ちてきて。

痰がらみや嘔吐などを繰り返していました。

常に、喉でコロコロと痰がらみがある状態です。

ある日、帰宅前にナースコールがあり

「痰がらみがあり、何となく吐きそうなので来てください。」と言われました。

確かに、痰がらみがあり状態が悪そうです。

心配なので、吸引をすることにしました。

その利用者様は、夕食の時間でした。

食介をした職員に話を聞いたら

「夕食は、水分1口と薬だけです。」とのこと。

確かに、トレー内の食事は全く手付かず。

吸引したら痰が少量。

一旦、痰がらみは消失しました。

ですがその後に、食残が多量に。

出てきた内容物はお昼のもの?

まさか、お昼のものが出てくるとは…。

そこから、一気に利用者様の状態は悪化。

ルート確保。

サーチ下降で酸素投与。

看取りで承諾書も頂いている利用者様ではありますが、気が気ではなく落ち込むばかり。

私が吸引をしなければ、こんなことには…。

看護師をしている友人からは

「昼の食残が残って痰がらみしてる利用者だったんでしょ?

つか、なんで昼のご飯が胃袋に残ってるの。

6時間経っても消化しないのが不思議。

食介が早かったんじゃないの?

あんたが吸引しなかったからって、気分が悪そうなら嘔吐して詰まってたよ。

痰がらみしてるなら吸引するのは当たり前。

細かいこと気にしてたら、この仕事は続かない。

落ち込むことより、それを糧に次のケアに活かすことが、私たちの仕事だよ。」

と、あっさり。

ですが、どうしてもドヨドヨした気持ちから抜け出せず「辞めたい」という波が押し寄せてきます。

あの時、わたしは吸引をせずに帰宅すれば良かったのか…そればかり考えてしまいます。

のちこさん

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