自分について(看護学校入学から卒業まで)
- 2021/03/28 17:44
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中学生のころから、なんとなく看護師を目指し、普通高校へ進学、1年生の時に部活で前十字靱帯を断裂した。診断されたのは半年後で、2年生の秋に手術を行い、術後1年くらい運動の制限があった。
つまり、高校3年間、体育の授業が殆ど見学だった。結果、成績表は10段階評価の内2…それがどう影響したかは不明だが、教員の中では通ると予測されていた県立看護学校の推薦は敢えなく敗北。その後に受けた看護学校もことごとく落ち続け、高校の卒業式に進路が決まっていなかった、その時の辛さは、相当、大きかった。
今、思えばコレが人生最初の挫折だった。そして、その時の気持ちが看護師になるための大きな原動力となった、と同時にコンプレックスにもなっていた。
高校の先生からの勧めで准看護学校から進むこととなり、予想もしていなかった就職先が決まり、あれよあれよと働きながら学校へ行くこととなった。
就職先は小さなクリニック、常勤の看護師1人とパート看護師1人+学生1人で切り盛りしていた。
当時は分からなかったが、今、思うと、そこで色んなことを吸収できた。
小さかったからこそ、1人で全体を把握すらことも自然に身についた。
たとえば、患者対応をしながら、耳は隣の診察室での医師の話を聞き、次に何が行われるかを予測する、などなど。その習慣は、その後、自分の強みになっていったと実感している。
そんなこんなで、2年間の准看護学校生活は楽しく終わり、高等看護学校へ進学となる。
2足の草鞋が学業のみになったことで、気分は学生生活を満喫!
出来たのは1年次のみ…2年生からの実習はツラカッタ〜(泣)
人生で1番、勉強した時期だった、とにかく必死…。
ココで1つのアドバイスは、自分に合ったタイムスケジュールを作るということ。
自分は夕食後、45分〜1時間半くらい寝てから勉強を始め、起床時間から逆算し、3時間は睡眠を確保した。
睡眠確保は必須、課題が終わらないからといって、寝ないで実習に向かうことは、お勧めしません。
看護学生時代の友人は、辛い時間を共に乗り越え、自分を曝け出してきた仲間なので、未だに強い友情を感じいる。
とはいえ、なかなか会えてない現状で、SNSや年始の挨拶くらいしかできてない…いつか会いたいなぁ〜北海道の親友。
そんなこんなで、実習での課題が膨大過ぎて国家試験に苦戦した記憶は殆どない…今の国家試験は、あの頃より難しくなっているのかしら?受かる自信はありません(笑)
憧れの戴帽式で初めてナースキャップをかぶり、ナイチンゲール誓詞を読み上げた。内容の濃い2年間を無事に終えて、看護学校卒業を迎える。
就職先は准看護学生時代、お世話になった医師の勤務する病院へと決まった。
続く
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