採血、静脈注射(サーフロ針留置)の血管選択
- 2022/06/01 17:08
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採血や静脈内注射の血管選択について質問です。 ブランク7年で最近クリニックのパートを始めて、採血業務に従事しています。肘正中皮静脈が第1選択と一般的に言われていますが、血管が細かったり見えない場合に上手く探せないことが多いです。第2選択である橈骨正中皮静脈で刺しても取れない場合、血管選択に非常に困ってしまいます。同僚の先輩に前腕で刺すこともあるか聞きましたが、あまり刺さないとのことでした。残りは手背になりますが、多くの患者さんは非常に嫌がります。当然痛いと思うので、なるべく手背は避けたいです。 採血の前腕部は神経が集まっているので手関節から12cm以内は良くない、過去の訴訟でも避けるべきであるという判例がありました。12cm以上の所となると、前腕の半分以上は刺せないことになります。 しかし、静脈注射ではこのような前腕への穿刺の注意について参考書に特に記載はなく、病棟で働いていた時は、点滴の留置針は関節を避けた前腕が多かったです。 採血だけ前腕は避けるのか、前腕も穿刺部位となるのか、その場合前腕のどの辺りなら刺していいのか知りたいです。また腕の裏側の血管の見方は参考書にはないので(絵は腕の内側が多い)知りたいです。 正中皮静脈や橈骨皮静脈を上手く探すコツも教えて頂きたいです。正中皮静脈がない?方もいたり、尺骨正中皮静脈(採血では避けるべき血管)との区別がつかないことがあり、困っています。 血管が見えない時の対応として本でよく見かけるのは、グーパー運動や腕を叩く、温タオルで温める方法ですが、カリウム値に影響すること、温タオルはクリニックなので用意が出来ないため、別の方法を教えて頂きたいです。 長くなってしまいましたが、切実に困っています。患者さんに苦痛が少ない採血が出来るようになりたいため、皆様の知恵を貸して頂けますと幸いです。よろしくお願い致します。

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